カリフォルニア州が3月19日に「Stay at home order」を発令してから約2か月。
アメリカ国内の多くの州が経済活動を再開する中、カリフォルニア州にも少しずつReopening(再開)の動きが出てきています。
カリフォルニア州内でもカウンティ(郡)やシティ(市)によって緩和内容が多少異なると思いますが、ロサンゼルス・カウンティが発表した「Five-Stage Reopening Process」(5つの段階に分けた経済活動再開へのプロセス)によれば、先週金曜日5月8日より「ステージ2」に規制が緩和されました。
それにより書店や衣料品店、フラワーショップ、ミュージックストアー、スポーツ用品店、玩具店、カーディーラー・ショールームなどのビジネスの再開、及びゴルフコースやトレイルなどの屋外アクテビティも再開されました。
カーディーラー・ショールームにおいては、フェイスカバーの着用や人との距離を確保する感染防止対策を行う事で営業が認められ、その他の書店や衣料品店などについては入店は出来ず、カーディーラー・ショールームの営業と同様に感染防止対策を行った上でCurbside Pick-up(店頭受渡し)での営業が認められるとの事です。
私のランニングコースの近くにトレイルがあるのですが、そのトレイルも5月8日のReopen前まではこのように黄色いCaution Tapeで入口が閉鎖されていました。
そしてReopenの翌日に通った際には、きちんとテープが外されていました。
Reopen直後は混雑している可能性を警戒して回避しましたが、数日後にトレイルを走ってみると…
あれ!?
予想していたより人がいませんでした。(誰もいないタイミングで写真が撮れました!)
この日はトレイル内で30人ほどの人と擦れ違いましたが、マスクなどのフェイスカバーを着用している人は半数もおらず、中にはSocial Distancingを気にしていない感じの人も…
規制が緩和された事で、緊張感まで緩んでしまったのでしょうか。
個人的にはマスクを着用して走るのは少し辛いですが、高山トレーニングのようで得した気分です。
何事もポジティブに♪
また、今週水曜日(5月13日)にはロサンゼルス・カウンティでもビーチがReopenとなりました。
アクティビティの規制緩和と同時に、人々のストレスも緩和されるといいですね。
ただStay at home orderが緩和され経済活動やアクティビティが再開される事によって、感染拡大へ繋がる可能性を考えると正直不安もあります。
規制は緩んでも、気は緩めないように行動したいと思います。