カリフォルニア州知事より6月18日、州全体に対して外出時のマスク着用を義務化する事が発表されました。
カリフォルニア州知事のTwitterより
経済活動の再開に伴いこれから更に人と交流する機会が増える事で、コロナウイルス感染拡大の第2波が懸念されるため、感染拡大予防対策の一環としての措置とされています。
ロサンゼルス・カウンティでは、5月14日よりすでに外出時のマスク着用が義務化されていますが、正直なところ多くの人がマスクを着用しておらず「義務化」された事の意味さえも疑問に感じていました。
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そして、やはりマスク着用義務化への反発も多く、今回の義務化に反発する抗議デモが行われたオレンジ・カウンティ。
KTLA 5 Newsより
オレンジ・カウンティのSheriff (シェリフ)は、カリフォルニア州のマスク着用義務化に対して「マスク着用は個人の責任であって、私達は強制はしない」としています。
*Sheriff (Sheriffは郡(County)を管轄する機関。Policeは市(City)を管轄する機関。)
The Washington Postより
「個人の責任=個人の自由」と捉える人が大半であるならば、残念ですが恐らく大半の人がマスクを着用しないでしょう…
経済活動の再開が進むにつれ、明らかに交通量が増え以前より多くの人が外出をしています。
3ヶ月前はガラガラだった405フリーウェイも、現在はだいぶ交通量が増えました。
(関連記事) 在宅勤務で車通勤の必要がなくなった人が増えて需要が激減。車社会ロサンゼルスで下がり続けるガソリン価格
このように少しずつ普通の生活に近付いて来ると、Coronavirus Pandemic (コロナ禍)の事など忘れてしまうかもしれませんが、現在も多くの州で新規感染者数が増加傾向にあり、4月の新規感染者数のピークを超える可能性も高いと懸念されています。
KTLA 5 Newsより
個人の感染拡大防止に対する意識の違いで、今回のマスク着用義務化に対する受け止め方も大きく異なると思います。
道に捨てられた使用済みのマスク…
最近、よく見掛ける光景です。
この騒動により品薄商品のフェイスマスクと使い捨て手袋。
店頭に並んでいるのを久し振りに見掛け、一瞬気持ちが高ぶりましたが…
マスクは20枚で$19.99、使い捨て手袋は100枚で$29.99…wow
共に税抜き価格。
絶賛ぼったくり価格高騰中です!
このように店頭で見掛ける事があっても高額なので、お店には様々なデザインのウォッシャブルマスクが沢山販売されています。
しかしこれだけマスク着用が推奨されても、“アメリカで最も有名なあのお方”はマスク着用を頑なに拒んでいます。
Make America great again! 🙁