更なる再規制で迎えた4th of July Weekend。ウェストハリウッドとサンタモニカではマスク未着用者に罰金も。

ロサンゼルス・カウンティでは5月に、そして6月にはカリフォルニア州全体に外出時のマスク着用が義務化されました。
ところが義務化された事によってマスク着用が徹底されているかと言えば、私が見る限りでは残念ながらそのようには感じられません。
コロナウイルスの新規感染者数は最多記録を更新し続け、再開を始めたばかりの経済活動やアクティビティも再び閉鎖され始めています。

そのような中、ウェストハリウッドサンタモニカの2つの市が、公共の場所においてマスクなどのフェイスカバーを着用していない違反者に対して罰金を科す事を発表しました。
HYPEBAEより

ウェストハリウッドにおいては、LASD West Hollywoodのツイッターにて、初回の違反者には$250の罰金と$50の手数料(合計$300)が科せられる事が伝えられています。
LASD West Hollywood (@WHDLASD) | Twitterより
*LASD (Los Angeles County Sheriff’s Department):市を管轄するPolice Departmentが無いウェストハリウッドは、カウンティ(郡)を管轄するSheriffが管轄しています。

更にHYPEBAEの記事によれば、店舗等の施設に入る前にマスクを着用するように顧客に指示しない企業に対しては、$500~$1,000ドルの罰金が科せられるとの事です。

そしてサンタモニカにおいては、違反回数が増えるにつれ罰金が増額し、最初の違反に対して$100、2回目は$250、3回目には$500の罰金となるとの事です。

いずれにしても高額です…

私の生活するエリアはロサンゼルス市内なのでこれらの罰金の対象とはなりませんが、マスクを着用する事は自分自身や周りの方々を感染リスクから守るために出来るとてもシンプルな事だと思います。
引き続き実行して行きたいと思います。
またウェストハリウッドとサンタモニカにお住まいでない方でも、同市内へお出掛けの際にはマスク未着用は罰金の対象となる事をお忘れのないようお気を付けください。

先日、スーパーマーケットで見掛けたスカーフマスク。
価格表示の下には、フェイスマスク以外にファッションとしても利用出来る様々な方法が描かれています。若干、無理矢理感も否めません…

4th of July Weekendを迎えたロサンゼルスですが、Barは再び閉鎖となり、レストランはロサンゼルス・カウンティを含む19のカウンティで店内飲食が再び禁止となりました。
VARIETYより
*レストラン、ワイナリー、映画館、ファミリーエンターテイメント施設、動物園や美術館、カードルーム等、屋内での営業について閉鎖となった19カウンティ (コントラコスタ、フレズノ、グレン、インペリアル、カーン、キングス、ロサンゼルス、マーセド、オレンジ、リバーサイド、サクラメント、サンバーナーディーノ、サンホアキン、サンタバーバラ、サンタクラリタ、ソラノ、スタニスラウス、トゥーレアリ、ベンチュラ)
これらの施設における屋内営業の閉鎖は、少なくとも3週間は継続されるとの事です。

再びレストランの店内飲食が閉鎖となってしまいましたが、パティオでの飲食は可能との事です。
実際近隣のレストランを見てみると、どのレストランも屋内に顧客はおらずパティオのみでの営業でした。
また、あるレストランではパティオエリア外の歩道に仮テーブルを設置し、店内飲食禁止によるテーブル不足への対応がなされていました。
屋外の仮テーブルも満席です。

その他、ロサンゼルス・カウンティでは7月3日から7月6日の午前5:00までビーチが閉鎖、4th of July Weekendの花火もキャンセルとなりました。
SECRET LAより

再び様々な活動が規制されてしまいましたが、独立記念日の週末を安全に過ごされますよう。
Happy 4th of July!

にほんブログ村 海外生活ブログ ロサンゼルス情報へ