ロサンゼルス市は11月からほとんどの屋内公共施設利用時のワクチン接種証明提示が義務化に。米国内で最も厳しい「Vaccine Mandates」の1つが可決。

先日、某米系グロサリーストアにて。
私が取りたい商品の棚の前で仁王立ちをしている男性から少し距離を置いた場所で、男性がその場所を離れるのを少し待っていたところ…

間も無くして私に気が付いた男性は「Do you know how to say ”Excuse me”?」と、私に言い放ちました。
声のトーンや表情からして明らかな、「エクスキューズミーも言えねぇのか!?」的アディチュード
仕方が無いので…
そんな意地悪なScumbagには、英語が理解出来ない振りの塩対応
それにしても、買物をしているだけでいちいち面倒な事が多いです…

そんな中…

昨日10月6日、アメリカ国内で最も厳しいとされる「Vaccine Mandates」の1つがロサンゼルス市の市議会により可決され、ロサンゼルス市長が署名しました。

MayorOfLA(@MayorOfLA) Twitterより

これによりロサンゼルス市では11月4日より、レストランやバー、ジム、エンターテインメント会場、映画館、ショッピングモール、ヘアサロンやネイルサロン等ほとんどの屋内公共施設を対象に、利用時におけるワクチン接種証明の提示が義務化される事になります。

KTLA 5 Newsより

abc NEWSの記事によれば、食料品店薬局などの小売店はこの条例の対象ではありません。

abc NEWSより

なお、この条例によるワクチン接種証明提示義務の対象は、現在ワクチン接種が可能な年齢である12歳以上の人となりますが、医療上、宗教上の理由で接種を受けていない人達についてはワクチン接種証明提示の義務が免除されるとし、その代わりに72時間以内に受けたCOVID検査の陰性証明を提示する必要があるとの事です。

KTLA 5 Newsより

このロサンゼルス市の条例施行に先駆けて…

LAカウンティでは本日10月7日より、バーやナイトクラブ、醸造所やワイナリー等のアルコール飲料を提供する施設の屋内エリア利用時におけるワクチン接種証明提示の義務化が始まります。

abc7より

また屋外施設利用においても制限が強化され、テーマパークや10,000人以上が参加する大規模イベントの参加者と従業員に対して、ワクチン接種証明、または72時間以内に受けたCOVID検査の陰性証明のどちらかの提示が必要となります。
なおLAカウンティの条例は、本日の午後11時59分より施行が開始されます。

一方、お隣りの国カナダでは…

CNN travelより

今月30日以降は国内での飛行機や列車の利用に対しても、12歳以上の全ての旅客にワクチン接種証明の提示を義務付けると発表しています。
カナダのような国土の大きい国において、国内で遠く離れた家族や友人に逢う為に飛行機や列車は欠かせない交通機関です。
カナダではワクチン接種を終えていない人達は今後、遠く離れた家族や友人に逢う事さえも困難となってしまいます…

このようなワクチン接種への強い拘りは、これまで経験した事が無いだけに違和感を覚える人も少なくないのではないでしょうか…

そうした中でも季節はどんどん移り変わり…

このシーズンが到来です!
近隣でも少しずつハロウィンのデコレーションが始まっています♪

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