アメリカ独立記念日の前に、ビールとワインを調達に行ったら…
独立記念日仕様の星条旗柄♪
相変わらず彩りがやんちゃなアメリカのケーキ。
一際目を引くVIVIDな色彩。
着色料はペンキでしょうか。
そう言えば今回、店舗入口にこのような掲示がありました。
昨年の今頃も同じような事がありましたが、再び全国的なCoin Shortage(硬貨不足)にあるようです。
INSIDERより
(関連記事)【National coin shortage】全国的な硬貨不足で両替が困難に。
しかしFederal ReserveのWebsiteによれば、2020年6月以降、米国造幣局は硬貨の生産をフル生産能力で稼働しており、2020年は2019年に比べ24%増産されたとの事なので硬貨は不足していないはずなのですが…
昨年6月に硬貨の供給が公平に分配される事を保証するため、銀行などの預貯金取扱機関がFederal Reserveに硬貨を発注する際に課された一時的な上限が、今年5月に硬貨流通がパンデミック前のレベルに完全に戻っていない事を理由に復活したのだそうです。
一番の要因は昨年と同様、硬貨の流通が滞っている事だと思われますが、こうした事も背景にあるのですね。
現金で支払う際に釣銭無しで支払いが出来なければ、現金を受け付けてくれない店舗もあるかもしれないですね…
話題が反れてしまいましたが、先週日曜日のアメリカ独立記念日。
夜はビールを片手に、LA中で打ち上げられていた花火を寒さに凍えながら眺めていました。
夏でも夜になると気温がグンと下がり肌寒く感じる事もあるLAですが、この日の夜は寒がりの夫がダウンジャケットを着てしまうほど冷え込みました。
7月にダウンジャケット…
日本では考えられないですよね。( ̄▽ ̄;)
昨年の4th of Julyはコロナ禍で花火などのイベントが軒並み中止となりましたが、今年のLAはカリフォルニア州の経済活動が全面的に再開された直後という事もあり、深夜を過ぎてしばらくしても花火の音が鳴り止みませんでした。
イベントなどで打ち上げられている花火以外にも、小規模な花火が数え切れないほど打ち上げられていました。
遠くから見ている分には綺麗で素晴らしいエンターテインメントなのですが、そのほとんどが個人で打ち上げられている花火…
ロサンゼルスでは個人で行う花火は違法です。
市内の消防署も特に独立記念日前は、個人で行う花火は違法である事を呼び掛けていましたが…
今年も、違法花火により火災や事故などが引き起こされてしまいました。
KTLA 5 Newsより
打ち上げられた違法花火により引火し、燃え盛るパームツリー。
毎回、独立記念日に見られる光景です…
私自身も以前、独立記念日の夜に燃え盛るパームツリーを見た事がありますが、今にも住宅に燃え移りそうな炎に恐怖を感じたのを覚えています。
Downtown LAでは、駐車場から打ち上げられた違法花火が高層アパートのバルコニーに当たり、火災が発生しました。
こうして実際に炎が住宅に燃え移り、火災が拡大してしまう被害が少なくありません。
CBS Los Angelesより
Northridgeで発生した違法花火による住宅火災では、アパート8棟が全焼し5名の居住者が負傷しました…
CBS Los Angelesのインタビューで、居住者の1人が「I lost everything, all of our memories. Pictures, everything…」と涙ながらに応える姿に、胸が締め付けられる思いです。
楽しさや刺激を得るために、他の人を危険に晒す事があってはなりません…
被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
独立記念日当日は、日中から花火音が鳴り響いていたロサンゼルス。
夜になると、街が煙のカーペットに覆われていました。
そして独立記念日から1週間が経つ現在もなお、個人で打ち上げられている花火の音が止みません…